- 仕事でもっと成長したい
- 頑張ってはいるが、なかなか成長できない
- 他の人より一歩先に行きたい
こういった人向けの記事です。
仕事でもっと成長したいのに、成長を実感できないまま時間が過ぎていくと「このままで大丈夫だろうか」と不安になりますよね。
経験談として、もっと成長したい人は「1人で仕事をすべき」だと考えています。
私はここ3年くらい、リーダーとして「3つの案件」を完遂してきました。
直近の案件では「ほぼ1人」で以下の作業をやっており、ほとんど他の人に頼っていません。
- お客さんとの打ち合わせ
- 資料作成
- プログラムを書く
上記の通り、さまざまなことをやっています。
1人で作業をして感じることは、「責任感が段違いになるため、圧倒的に成長できる」という点です。
私の経験談を踏まえて、「社内で独立すべき話」について深掘りしていきます。
では、早速見ていきましょう。
目次
仕事で成長したいなら「社内で独立」しよう

仕事で成長したい人は「社内で独立すべき」と考えています。
「え?どういうこと?」と思うかもしれませんが、会社を辞めて1人で稼ぐだけが「独立」ではありません。
他の人に頼らず「1人で」ひと通りの業務をしていれば、「社内で独立した状態」といえます。
社内で独立すべき理由としては、「責任感が段違いになり、圧倒的に成長できる」ためです。
「独立しろ」と騒がれる時代
twitterなどを見ていると、「会社員での成長は難しいから、早く独立したほうがいい」というコメントをよく見かけます。
しかし、「会社員だから成長できない」という考えは完全に「間違い」です。
「会社員での成長が難しい」と言っている人に限って、以下のような特徴があります。
- 会社員が自分に合わないと思ってすぐ辞めた
- ブラック企業に勤務していて疲弊していた
- その人のやりたいことではない仕事内容だった
上記の通り。
これは「会社員が成長できない」というよりも、「その人が勤めていた会社が合っていなかった」というのが正しいですよね。
「自分が成長できなかった=他の人も成長できない」と考えるのは違います。
例えば、宝くじに外れたからといって、他の人も外れているとは限らないですよね。
日本のどこかで「100万円」当選している人もいれば、「1億円」当選している人もいます。
つまり、会社によって「当たり外れ」があり、外れを引いてしまうと「成長できない」ということになるのです。
会社員として成長できない会社の特徴3つ
会社によって「当たり外れ」があると書きましたが、「外れ」の特徴としては3つあると考えています。
- 「仕事」ではなく「作業」になっている
- 自分が手を動かさなくても問題ない環境
- 他の人が必要以上に助けてくれる
①「仕事」ではなく「作業」になっている
「仕事」と「作業」に関しては、以下の違いがあると考えています。
- 仕事:自分の工夫が「必要」な内容
- 作業:自分の工夫が「不要」な内容
上記の通り。
「仕事」というのは、自分の工夫があるかどうかが重要です。
「事務仕事=作業」かというと、必ずしもそうはなりません。
例えば、「取引先に請求書を送付する」という内容でも、自分で工夫して手順を効率化していれば、それは立派な「仕事」になります。
しかし、「マニュアルに書いてある通りに毎回同じことをしている」という人は、残念ながらそれは「作業」ということです。
あなたの仕事は「作業」になっていませんか?
自分の工夫を少しでも入れて、「仕事」をするようにしましょう。
②自分が手を動かさなくても問題ない環境
「自分が手を動かさない」というのは、「仕事内容を他の人にお願いする」という意味です。
仕事を他の人にお願いすると、自分では内容を詳しく知らなくても問題ないので、知識もあまり増えずに成長できない、ということになります。
例えば、日常のシーンで考えるとわかりやすいかもしれません。
- パソコンのWiFiを友達に設定してもらったけど、実際にどうやって設定したのかまではわからない
- 親に作ってもらった料理を自分でつくろうと思ったけど、つくり方がわからない
上記の通り。
人にやってもらったことって、自分のスキルアップには一切繋がっていないんですよね。
ここを勘違いしていると、成長できない人になってしまいます。
そして実は「他の人にお願いする」という仕事のやり方は、企業の規模が大きくなればなるほど多いです。
以前の記事「【事実】大企業で働く人が中小企業で働く人より優秀とは限りません」でも詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。
③他の人が必要以上に助けてくれる
先ほどの「②自分が手を動かさなくても問題ない環境」に似ているのですが、他の人が必要以上に助けてくれるのも問題です。
確かに人間関係が良くないと誰も助けてくれないので、いい職場であることは間違いありません。
しかし、以下の2つを考えると、
- 自分の頭で考える前に、助けてもらった
- 自分の頭で考えた結果が間違っていて、助けたもらった
2つの違いは「自分の頭で考えたかどうか」です。
「なんだ、それだけか」と思う人もいるかも知れませんが、自分の頭で考えずに助けてもらった場合は、成長できません。
成長できる仕事のやり方としては、以下の流れになります。
- 自分で仮説を立ててみる
- 仮設が正しいか検証する
- 自分なりの答えを出した上で、助けてもらう
「とにかく助けてもらっている」という人は、上記の手順を意識してみましょう。
1人で働くことの重要性
会社員をやっている限りは、他の人と仕事をすることが普通ですよね。
もちろん、他の人と協力して何かを成し遂げるのは素晴らしいことです。
しかし、「働きアリの法則」の通り、仮に10人で一緒に仕事をしたとすると、以下のような構成になってしまいます。
- 2人:本当によく働く人
- 6人:普通に働く人
- 2人:ずっとサボっている人
上記の通り。
これは人数が変わっても、このような比率になってしまうことがわかっています。
この人は素晴らしいですが、「10人中10人」が「本当によく働く人」になることはできません。
全員が「本当によく働く人」になるには、「10人それぞれが1人で業務をする」ということが必要になります。
1人で業務をすれば、自分が頑張るしかないので、自然と全員が「本当によく働く人」になりますよね。
チームで働くと、「あの人が頑張ってくれているから、自分はそんなに頑張らなくてもいいや」という責任感のない人が必ず出てきます。
これを1人で働くようにすることで、一人ひとりの責任感が段違いになることは間違いありません。
私が1人で働いて感じたこと

私は会社員として働いていますが、普段はほぼ1人で働いています。
もちろん、他の人に相談などもしたりしますが、実際に手を動かしたり、お客さんと打ち合わせしたりするのも全部自分でやります。
私が1人で働いてみて感じたことは、以下の3つです。
- 責任感が段違いになる
- 圧倒的に成長できる
- 自分で答えを出す力がつく
①責任感が段違いになる
これまでも書いてきましたが、1人で働くことで「責任感が段違いになる」というのが一番大きな変化でした。
やはり、先輩と一緒に仕事をしていれば、最終的な仕事の責任は「先輩」にあります。
心の片隅では、「自分が失敗しても大丈夫」と思っていました。
最近は1人で働くようになってから、責任を取ってくれる人がいなくなったので、「自分がやらないと」という思いが特に強いです。
また、打ち合わせなどで間違った発言をしても、誰かがいたらフォローしてくれますよね。
しかし、1人の場合は誰も助けてくれません。
これは極端な例ですが、1人だと自信満々に「全然違うこと」を言っていても、誰もフォローしてくれません。
すべての発言や行動が自分の責任になると思うと、自然と「責任感が段違い」になります。
②圧倒的に成長できる
1人で仕事をすることで、圧倒的に成長できると断言できます。
一般的な会社の仕事のやり方としては、以下の感じです。
- 自分が先輩:後輩に実作業の仕事を任せる
- 自分が後輩:先輩に打ち合わせの主導権を渡す
上記により、先輩は少しずつ「実作業」のスキルが不足していき、後輩は「お客さんと話す力」が全然育ちません。
しかし、「先輩もいない」「後輩もいない」という状況であれば、実作業のスキルアップもできますし、打ち合わせもやりながらコツをつかむことができます。
「打ち合わせは複数人で行くもの」と考えている人もいるかも知れませんが、それだと「全員」は成長できません。
仕事で成長したければ、それぞれが1人で仕事をするべきです。
③自分で答えを出す力がつく
何人かで仕事をしていると、行き詰まったときに「これってどうしたらいいんでしたっけ?」と聞くだけで解決できる場合が多いです。
もちろん、想像もつかないような内容はすぐに聞くべきですが、毎回聞いていては「聞かないと解決できない人」になってしまいます。
しかも怖いのが、他の人に聞いた内容に納得してしまうと、それ以上自分で考えなくなるんですよね。
仕事で成長するには、「自分で仮説を立てて、それが正しいのかどうか確かめる」ということが最重要です。
まとめ

会社員をやっていると、他の人と一緒に働くことに喜びを感じる人も多いはずです。
気の合う人と「一緒に何かを成し遂げる」というのはとても楽しいですよね。
しかし、それだけで圧倒的に成長することはできません。
圧倒的に成長するには、「会社の中で独立」することが大切です。
「そうは言っても、そんな環境じゃない」という人は、環境を変えたほうが良いかもしれませんね。
「【仕事で評価されない人へ】悔しい思いを解消する方法【転職もアリ】」で詳しく紹介しているので、興味があればどうぞ。
みなさんも1人で作業をすることで、圧倒的に成長しましょう。

