- 仕事が暇なときに何をしたらいいのかわからない
- 仕事が暇でつらいのでもう少しちゃんと仕事をしたい
- 仕事で暇つぶしをする時間をなくしたい
こういった人向けの記事です。
「仕事の合間に時間が空いてしまった」「定時まで1時間くらいあるけど今日の分の仕事が終わった」ということがたまにあります。
こんなとき、パソコン上のいらないファイルをゴミ箱に移したり、無駄にデスクの掃除とかを初めたりと、ついつい生産性のないことをして時間を潰してしまいがちです。
ですが、せっかくならもっと生産性のある時間の使い方ができたらいいなと思いますよね。
本記事では、もし仕事が暇になったら何をすべきかについて、私自身も実際に実践している時間の使い方をまとめてみました。
では、早速見ていきましょう。
もし仕事が暇なときは何をすべきか

もし仕事が暇なときは、以下の2つを実践してみるのがおすすめです。
- 忘れている仕事がないか確認する
- 自分で仕事をつくる
ひとつずつ見ていきます。
忘れている仕事がないか確認する
こう思っているときにやりがちなのが、まだやるべき仕事が残っているのに気付かずに無駄に時間を潰してしまうということです。
これは仕事が暇というわけではなく、単純に仕事を忘れているだけです。
「〇〇さん、この間お願いした仕事は終わった?」と聞かれて初めて「しまった!忘れてた!」と思い出すわけですね。
こうなってしまわないように、まずは仕事が終わって暇になったら「本当に全部終わっているか?」と自問自答してみることが大切です。
経験上、だいたい以下のような仕事が忘れがちになります。
- 経費精算や出張書類作成などの申請系の仕事
- 「急ぎじゃないけどやっておいて」と頼まれた仕事
- 仕事に余裕がないときに頼まれた仕事
自分の仕事の進捗に関係ある仕事を優先したくなるので、書類作成や経費精算などの申請系の仕事はどうしても後回しになってしまいます。
また、「急ぎじゃないけど」と仕事を頼まれると直近でやらなければいけない仕事に追われ、その仕事はいつの間にか忘れてしまうことが多くなります。
仕事が忙しく他の仕事をやっている余裕がないときも同様で、仕事を頼まれた側としては「それどころじゃない!」と叫びたくなりますよね。
申請系の仕事は最悪忘れてしまっても何とかなることが多いですが、他の人に頼まれた仕事に関してはやらなければいけない納期もあるので、大変な事態になってしまう可能性が高いです。
そこでおすすめなのが、「あとでやろう」と思った瞬間に「自分のスケジュールに入れてしまう」という方法です。
このようにスケジュールに入れてしまうことで忘れることはなくなりますし、自然とそのスケジュールに間に合うように今の仕事を終わらせられるように意識するようになります。
「あとでやろう」と思った瞬間に、その仕事をスケジュールに入れよう
自分で仕事をつくる
そう思った人も多いかもしれませんが、仕事は自分でつくることが可能です。
- 他の人の手伝いをする
- 仕事を効率化する
さらに掘り下げて見ていきます。
他の人の手伝いをする
基本的には自分の仕事が終わったら定時で帰っても問題ありません。
しかし、定時前に自分の仕事が終わってしまったら手持ち無沙汰になってしまいますよね。
定時内で手持ち無沙汰になった場合は、他の人の仕事が早く終わるように手伝いましょう。
「他の人の仕事の手伝いなんて嫌だ!」という人は、少し考えを変えた方がいいかもしれません。
というのも、人に何かをしてあげると「その人に頼まれてやったわけではなくても」相手は「何かお返しをしてあげないとな」という気持ちになるため、後で自分にいい結果となって返ってくるためです。
詳しくは「人に頼み事を聞いてもらうには「事前に与えるだけ」でいい理由」で解説しているので興味のある人は合わせてご覧ください。
仮に「仕事を手伝って後で見返りをもらおう( ̄ー ̄)ニヤリ」という腹黒い考えではなくても、人の仕事を手伝って感謝されるというだけで十分嬉しい気持ちになるものです。
1つだけ注意点があって、それは「自分を犠牲にして助けすぎない」ということです。
以下の点に当てはまる場合は、その人のことは助けすぎないようにしましょう。
- Aさんの仕事を手伝っているが、Aさんが先に帰ってしまう
- ときどきではなく毎回助けている
- 助けているのに全然感謝されない
このあたりについては「人生で成功するためには「たった1つのこと」を実行するだけ」でも詳しく解説しています。
仕事を効率化する
急ぎでやらなければいけない仕事が特にない場合は、今やっている仕事を短時間で終わらせることができる仕組みをつくるといいです。
例えば以下のようなことはないですか?
- 毎回単調な作業でうんざりしている
- 特に見られていなさそうな資料作成をしている
- 「意味がない」と感じる仕事をこなしている
「全然当てはまらない!」という人はちゃんと仕事を効率化できている証拠です。
「あれ、あの仕事がもしかして・・・」と思い当たる節がある人は、「その仕事を効率化する方法はないか」「その仕事をなくしてしまう方法はないか」ということを考えてみましょう。
考えるだけではダメです。
考えたら実際に行動に移しましょう。
Excel関数を勉強して資料をExcelで管理するようにしてもいいですし、今作成している資料が不要であることを上司に進言してもいいです。
今やっている仕事を減らしたり、仕事自体を短い時間でできるように工夫することで、さらに自分がこなせる量が増えたり、質の高い仕事ができるようになります。
「昔からこのやり方だから」「これで今まではうまくいっていた」という周りの声に負けず、仕事の効率化を進めるようにしてください。
それでも暇でやる仕事がないときは

そんな人は、すでにその仕事の「ベテラン」になっている可能性が高いです。
「ベテラン」になってしまうと、あまり努力をしなくてもある程度の仕事をこなせてしまうので、自分の成長にもあまりつながりません。
以前の記事「なぜ仕事がマンネリ化してしまうのか【対策もあわせて紹介】」でも解説していますが、また「ルーキー」を目指すといいです。
今の自分にできる範囲よりも大きい仕事に挑戦してみたり、まったく異業種の仕事に転職をしたりするのも選択肢としてはアリです。
人は何かに挑戦しているときに成長できるので、「暇だな」「物足りないな」「単調だな」と感じている人はすぐ自分を変える行動に移しましょう。
まとめ

厳しいことを言うと、「仕事がなくて暇だぜ!ラッキー!」と思っているようでは、残念ながら未来はありません。
淡々と同じ仕事をこなして同じような毎日を送る日々が過ぎていくことでしょう。
ですがそれだと生活自体がマンネリ化してしまい、だんだんと面白くなくなってきてしまいます。
そうならないためにも、自分で仕事にひと工夫してみたり、新しい環境でチャレンジしてみたりということがとても大切です。
現状に満足せず、どんどん挑戦していきましょう。