- 初めてTOEICを受験しようと考えている
- TOEICで500点を目指している
- 英語をゼロから勉強したい
こういった人向けの記事です。
TOEICを始めようと思っても、何から手を付けたらいいのかわからないと思います。
とりあえず自己流で勉強した結果、「点数が伸びなくてやめた」という人も多いです。
せっかく勉強するなら、初めから正しい勉強をして効率的に点数を伸ばしたいですよね。
この記事ではTOEICの入門編として、TOEICの点数を「ゼロから伸ばす」勉強の始め方について紹介しています。
私はTOEICの勉強をコツコツとやり続け、350点から715点まで上げることができたので、低い点数から伸ばす方法については参考になるはずです。
では、早速見ていきましょう。
目次
TOEICの点数を「ゼロから伸ばす」勉強の始め方

TOEICの点数をゼロから伸ばす勉強の始め方は、以下の5つのステップになります。
- 受験日を決める
- 参考書を購入する
- 試験日までの学習目標を立てる
- 試験日までコツコツ勉強する
- 会場で受験する
会場で受験するところも、ステップに入っていることがポイントです。
ひとつずつ見ていきます。
ゼロから伸ばす勉強の始め方①:受験日を決める
まず最初に受験日を決めることから始めます。
このような疑問を感じる人もいるかと思いますが、「TOEICの勉強を始めたけど、面倒になって結局受験しなかった」という人も意外と多いです。
そうなると、せっかくの勉強が無駄になってしまいますし、期日があった方が勉強に身が入るので、まずは受験日を決めるようにしましょう。
次回はだいたい2ヶ月先の受験に申し込みができて、それ以上先は申し込みできません。
とりあえず雰囲気を掴むためにも、次回受験に申し込みをするのがオススメです。
TOEICの概要については以下の記事で解説をしているので、よく知らない人はチェックしておきましょう。

TOEICの概要が理解できたところで、「公式サイト」にて日程を確認し、早めに申し込みをしておきましょう。
ゼロから伸ばす勉強の始め方②:参考書を購入する
TOEIC試験の申込みが終わったら、次は勉強する参考書を購入します。
「実はまだ申込みをしていません。すみません。」という人は、この記事を読み終わったらちゃんと申込みをしましょう。
TOEICをゼロから勉強する参考書でオススメするのは「全パート総合対策」です。
この参考書は「TOEIC試験」を解く練習にはなりますが、単語や文法の基礎を勉強する練習にはなりません。
そこで、単語帳と文法書も合わせて購入すると良いです。
単語帳は「金のフレーズ」を選んでおけば間違いありません。他の単語帳は不要です。
文法は「文法特急」ですね。文法が基礎からよくまとまっていて、文法知識ゼロの人でも非常にわかりやすいです。
文庫本のサイズにも関わらず、大事な点はしっかりと押さえられている良書です。
TOEICでよく問われるポイントについて、効率よく学習することができます。
初回受験では、「全パート総合対策」「金のフレーズ」「文法特急」の3冊をしっかり勉強すれば、ある程度の点数が取れるはずです。
以下の順序で勉強するのをおすすめします。
- 「金のフレーズ」で単語力を伸ばす
- 「文法特急」で文法力を伸ばす
- 「全パート総合対策」でTOEICの問題を解く力を伸ばす
ゼロから伸ばす勉強の始め方③:試験日までの学習目標を立てる
「いつまでに」「どこまでやるか」というのを、ざっくりでいいので計画を立てましょう。
人間というのは「いかに楽をして過ごすか」を常に考えて生きているので、計画がないと全然勉強が進みません。(実体験です・・・)
例えば、「1日20個ずつ単語を覚えて1ヶ月で単語帳をマスターする」とかですね。
「いや、俺は1日200個覚えるんだ!」と無理な計画を立てても、達成できなければ意味がありません。
「せっかく受験するならいい点数を取りたい」という気持ちはわかりますが、「少し背伸びをすれば達成できそうな目標」くらいにしておきましょう。
ゼロから伸ばす勉強の始め方④:試験日までコツコツ勉強する
試験日も決まって参考書も購入したので、あとは立てた計画に沿ってコツコツと勉強するだけです。
こういった人のために、以下の記事で私の経験をもとにいろんな勉強法についてまとめています。

闇雲に勉強するよりも、「こうやったほうが良い」と言われる方法で勉強したほうが、少ない時間で大きく点数を伸ばすことができます。
全部読む必要はありませんが、必要そうだなと感じたところだけでもチェックしておきましょう。
ゼロから伸ばす勉強の始め方⑤:会場で受験する
さあ、いよいよ試験当日です。
今まで勉強した成果を発揮しましょう。
最初に受験する人全員が経験することだと思いますが、絶対と言っていいほど最後まで問題を解くことができません。
全部終わらなくても全く落ち込む必要はないので安心してください。
800点取るくらいの実力がなければ、最後まで解くことは難しいです。
ちなみに、800点というのは「英検準1級くらいのレベル」で、受験者の上位15%に入ると言われています。
試験の時間配分については、「TOEIC初心者におすすめの時間配分とは?【全部解く必要はない】」の記事で解説をしているので、合わせてご覧ください。
おまけ:受験時の感想
勉強をせずに受験した時は350点でしたが、この記事のように勉強した時は510点まで伸ばすことができました。
最初の勉強に関しては、このやり方で間違っていなかったと確信しています。
最初の受験には「だいたい30時間くらい」の勉強時間で臨みました。
点数が低い最初の頃ほど、少ない勉強時間で点数がどんどん伸びていくと思います。
まとめ

最初はまず「単語と文法」を固めていきましょう。
単語と文法がわからないままで文章を読み進めることはできません。
次に実際に問題形式になっている参考書を使用して、Part1〜Part7まで解いてみましょう。
実際に解いて全体感をつかむことが重要です。
まだ試験に申し込んでいない人がいれば、「公式サイト」で忘れずに申し込んでおきましょう。
「ある程度勉強してから申し込もう」と考えていても、ほぼ間違いなく申し込まないですよ。
あとは日々コツコツと勉強あるのみです。
ぜひこの方法で受験してみてください。