TOEICの勉強を始めて最初の頃は「あれは大丈夫か」「これは大丈夫か」と試験当日までいろいろなことが不安で仕方ないですよね。
TOEICの勉強はちゃんとやっていても、自分のコンディションを整えることを疎かにしているせいで、点数が伸びないというのも初心者にありがちです。
問題を解く実力があるのに、試験前日と試験当日の過ごし方が悪いせいで点数が伸びないのは本当にもったいないです。
ですがこの記事の内容をしっかり意識すれば、今後は確実に最大限の力を発揮できるようになります。
簡単に私の経歴を書いておくと、TOEICは7回の受験歴があるので、試験前日と試験当日の過ごし方は参考になると思います。
では、早速見ていきましょう。
TOEIC試験前日と試験当日の「実力を出し切る」過ごし方

試験前日の過ごし方
試験前日は、以下の3点が重要になります。
- 持ち物を確認する
- 暴飲暴食は避ける
- 0時には寝る
全部当たり前なんですが、試験日は日曜日ということもあり、土曜日に夜更かししてしまったり、食べすぎてしまう人も意外と多いです。
それぞれ見ていきましょう。
①持ち物を確認する
いくら勉強して本番を迎えても、必要なものを試験会場に忘れてしまってはすべてが水の泡になってしまいます。
前日に必ず、当日の持ち物が揃っているか確認しておきましょう。
チェックリストを用意したので、こちらをもとに確認してみてください。
受験票があるか(一番重要)
受験票に証明写真が貼っているか
受験票に自分の名前を書いているか
シャープペン、鉛筆があるか
消しゴムがあるか
腕時計があるか
会場には時計がない場合が多いので、腕時計は必須です。
腕時計がないと、イワヤマトンネルをフラッシュなしで突破するのと同じくらい無謀です。
「イワヤマトンネル」とは、ポケモンに出てくる洞窟の一つで、何もしないと真っ暗でどこに進んでいいのかわからない危険な場所です。
ポケモンの技で「フラッシュ」を使うと、洞窟内が明るくなって安全に進めるようになります。(完全に余談ですね・・・)
②暴飲暴食は避ける
次の日に胃もたれや二日酔いがあると集中できません。
前日の食事会や飲み会はほどほどに、暴飲暴食は避けましょう。
お腹を壊して試験中にトイレに行ったりする事態になれば、確実にスコアダウンします。
というか、試験中にトイレに行っている人を見たことがありません・・・
③0時には寝る
試験前日の睡眠が一番大事と言っても過言ではありません。
睡眠不足だとせっかく勉強した内容を思い出せなくなるだけでなく、頭がぼーっとして長文を読むことにも影響してきます。
「前日だから最後の追い込みをしなくちゃ!」と意気込んで遅くまで勉強して寝不足、なんてことになっては台無しです。
十分な睡眠時間は個人差がありますが、0時前には確実に寝るようにして7〜8時間の睡眠時間を確保するように心がけましょう。
試験当日の過ごし方
試験当日は、以下の7つが重要になります。
- 8時には起きる
- シャープペンシルではなく鉛筆
- 耳を慣らす
- 単語や述語の練習
- コーヒーを飲む
- トイレに行っておく
- 12時20分には席に座る
①8時には起きる
睡眠は大事ですが、寝すぎもよくありません。
私は過去に10時半くらいに起床したことがありますが、まったく頭が働きませんでした。
しかも受付終了時間ギリギリの到着となってしまい、心の余裕もない状態で受験することになってしまいました。
皆さんはそうならないように、時間に余裕を持って試験会場に向かうことのできる時間に起きるようにしましょう。
8時に起きていれば確実に大丈夫です。
②シャープペンシルではなく鉛筆
TOEICは時間との勝負です。
マークシートに塗る時間をできる限り少なくするため、鉛筆を持参していきましょう。
また、鉛筆は芯が折れた時を想定して2本用意し、あまり尖らせないくらいの削り具合としましょう。
③耳を慣らす
リスニングをしやすい耳にしておくため、iPodなどでTOEIC公式問題集のリスニングの聞き流しを事前にしておきます。
TOEIC公式問題集の場合は本番の音声と同じものが使用されているため、直前に聞くだけでも効果があります。
④単語や熟語の復習
TOEICの問題を解いていく上で知らなかった単語や熟語を紙に書き留めておいて、試験会場に向かうまでの間にざっと復習しておきましょう。
耳を慣らすのと並行してやるとどちらも中途半端になってしまうので、気分に合わせてどちらか好きな方をやると良いです。
⑤コーヒーを飲む
カフェインの力を借りて、集中力を高めます。
飲んで30分後くらいから効き目が出てくるので、12時には飲み終えるようにすると完璧です。
会場は飲食禁止なので、家で飲んでくるのがいいかもしれません。
「コーヒーが苦手」という方は、「カフェインタブレット」を飲むといいです。
ミンティアのような錠剤タイプのもので、これを飲むだけでカフェインを摂取することができます。
特にお昼過ぎは血糖値が上がって頭がボーッとしやすいので、カフェインを摂って眠気を無くしましょう。
⑥トイレに行っておく
念のため、トイレは事前に済ましておきましょう。
途中でトイレに行くこともできますが、その時点でハイスコアは期待できません。
せっかく準備していったのにトイレに行ってなかったせいですべて水の泡にならないように気をつけましょう。
⑦12時20分には席に座る
試験開始前に回答用紙に書いておくことがあるので、少し早めに着いていると気持ちも落ち着いて受験することができます。
12時30分には完全着席ですが、12時20分には席に座っていると良いです。
おわりに

これで前日から当日までの流れについて不安がなくなったのではないでしょうか?
最後にもう一度、試験前日と試験当日の過ごし方についてまとめておきますね。
試験前日のポイント3つ
- 持ち物を確認する
- 暴飲暴食は避ける
- 0時には寝る
試験当日のポイント7つ
- 8時には起きる
- シャープペンシルではなく鉛筆
- 耳を慣らす
- 単語や述語の練習
- コーヒーを飲む
- トイレに行っておく
- 12時20分には席に座る
当日の時間配分についてもイメージできていますか?
まだイメージできていない方は「TOEIC初心者におすすめの時間配分とは?【全部解く必要はない】」もぜひチェックしてください。
この記事を参考にしっかりと準備をして本番に臨みましょう!
