ねこじょーかーぶろぐ
レベルアップしたい 20代〜30代の会社員へ
仕事

【断言】「システムエンジニア=きつい仕事」は完全に「嘘」ですよ

システムエンジニアってきつい職業なの?真実を知りたい!

こういった疑問に答えます。

システムエンジニアについてネットで調べると、以下のようなことが書いてありますよね。

  • きつい
  • ブラック
  • 労働時間が長い
  • 残業代が出ない

こういった内容を見ると、「大丈夫なの?」と不安になる人も多いと思います。

実はこういった悲観的な情報は、ほんの一部の会社が注目されているだけで、実態としてきつい職業ではないです。

でも事実として、今の会社はきついのだけど…

「今いる会社がきつい」と感じている人は、「ある特徴」をもった企業で働いているからかもしれません。

いろいろな企業と仕事をしてきたシステムエンジニア歴6年の私が、職業の実態について解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、システムエンジニアという職業に対する考え方が変わっているはずです。

では、早速見ていきましょう。

エンジニア向けおすすめ転職サービス
  • レバテックキャリア
    良いエンジニアに転職したいなら必須。専門に特化しているため、高い給料が実現しやすい。
  • マイナビジョブ20’s
    20代ならこちら。「事前のカウンセリング」で、転職後のミスマッチを防いでくれる。大手なので安心。
  • DODA
    総合転職も検討するならこちら。面接対策・職務経歴書などの実践的なサポートが素晴らしい。

「システムエンジニア=きつい仕事」は完全に「嘘」です

結論を先に言ってしまうと、「システムエンジニアがきつい」のではなく、「下請け企業で働く人がきつい」というのが事実です。

ペンギンくん
ペンギンくん
具体的にどういうこと?
ねこじょーかー
ねこじょーかー
以下の3つを理解する必要があるから、順に説明していくね。
  1. 仕事が発生する仕組み
  2. 外注の仕組み
  3. 下請け企業の実態

①仕事が発生する仕組み

まずは仕事が発生する仕組みについて、こちらの図で説明していきます。

お客さん
お客さん
〇〇なシステムが欲しい!

お客さんが「こういうシステムが欲しい」と考えたとき、次に考えることは「どこに頼めば高品質なものを作ってもらえるか」です。

答えを先に書いてしまうと、「大企業」なんですよね。

たとえば皆さんが「スマホを買おう」と思ったとき、以下のどちらを買うでしょうか?

  • Apple製のiPhone
  • 聞いたことがない会社のスマホ

「Appleは聞いたことあるし、安心」という理由で、iPhoneを選ぶ人が多いと思います。

理由としては、私たちはついつい他の人がやっている行動に合わせてしまうので、「Appleは有名でみんなiPhoneを使っている。多少高くても信頼性が高そうだ」と考えるためです。

知名度もあり安定している企業に、最初の仕事が流れていくことを覚えておきましょう。

最初に仕事の発注を受けるのは大企業であり、お客さんから直接仕事の発注を受けることを「一次請け」といいます。

②外注の仕組み

じゃあ大企業以外は仕事がないのでは?

そう思った人もいるかも知れませんが、安心してください。

一次請けをする企業は、作業自体を他の企業に外注することでたくさんの仕事を回しています。

先ほどの図にお金の流れを追加してみました。

例えばお客さんから「1人が1ヶ月かかる作業を100万円」で依頼があった場合、大企業は100万円を受け取ります。

ただしここで大企業が実際の作業をしてしまうと、その1ヶ月間は他の作業ができなくなってしまいますよね。

そうなると、別のお客さんから発注があっても人の手が足りなくなるため、受注することができなくなってしまいます。

そこで、受注した金額(100万円)よりも安い金額(60万円)で他の企業に再度発注する、ということをするのが一般的です。

そうすると一次請け企業としては別の受注ができ、二次請け企業としては仕事を貰えるというメリットが生まれてきます。

これを「外注」といいますが、IT企業にかかわらず世の中一般的な仕事の流れはこのようになっていることを理解しておきましょう。

二次請け企業としても同じように、受注した金額(60万円)よりも安い金額(40万円)で外注することになります。

こうして、三次請け、四次請け・・・と外注していき、どんどん発注金額が少なくなっていく仕組みです。

このように「◯次請け」した企業のことを「下請け企業」と呼びます。

仮に作業費を20万円としたときの、各企業の利益を以下にまとめました。

  外注費 作業費 利益
一次請け 60万円 0円 40万円
二次請け 30万円 0円 30万円
三次請け 0円 20万円 10万円

これだけ見るとたいした金額の差になっていないように見えますが、件数がもっと増えたり金額も数千万単位になってくると、差がはっきりと出てきます。

ペンギンくん
ペンギンくん
お客さんから直接仕事が来るから大企業は儲かるんだね。

③下請け企業の実態

先ほどの三次請け企業を例にすると、例えば外注するためには「最低30万円」かかる場合、受注した金額が「30万円」であるため、もう発注ができません。

そうなると、受注した金額の範囲内で作業をするしかなくなりますが、下請け企業には以下のようなデメリットがあると考えています。

下請け企業のデメリット
  1. 何がなんでも納期に間に合わせなければならない
  2. 会社にお金がないためコストは徹底的にカットされる
  3. やりがいを感じにくい
  4. 客先に常駐することがある
  5. 体調が悪くなる確率が高い

これだけ見ると「きつい職業」だと思いますよね。

一つずつ見ていきましょう。

①何がなんでも納期に間に合わせなければならない

このままだと、納期に間に合わない・・・

仮にこういった状況になった場合、お客さんを納得させるだけの理由があれば、納期の交渉は可能な場合が多いです。

ですが、交渉をするのは一次請けの企業であり、下請け企業は交渉する権利がありません。

例えば、二次請け企業は一次請け企業に納期交渉をすることができますが、直接お客さんに交渉はできません。

そして、一次請け企業に納期交渉をしたところで「納期延長は難しいです」という回答のことがほとんどです。

したがって、どんなに忙しくても納期通りに仕事を終わらせなければいけないというのが、下請け企業のきついところです。

②会社にお金がないためコストは徹底的にカットされる

忙しいなら人を雇えばいいのでは?

お金があるのであれば人を雇えば解決するのですが、下請け企業はお金がありません。

なぜなら、「受注した金額」と「実際の作業にかかる金額」がほとんど同じで、利益があまり残らないようになっているためです。

そうなると、忙しくても人を雇うお金がないため自分たちでやるしかなくなります。

頑張って自分たちでやったとしても、会社にお金がないので十分な給料をもらうことができません。

こうして、「人手不足で毎日忙しいのに給料は満足にもらえない」という下請け企業が生まれてくるのです。

③やりがいを感じにくい

「やりがいを感じる瞬間」というのは、やはり「自分の裁量で仕事ができたとき」だと思います。

  • AよりBの方がわかりやすいはず
  • 今はCになっているけど、Dにしてみたらどうだろう

こんな感じで、自分で考えたことを仕事に反映できて、それがうまくいったときに「やりがい」を感じます。

しかし、下請け企業の場合はすでに「設計書の通り作る」というのが決まっており、自分の裁量を発揮する機会がありません。

「言われたとおりに作業する」なんて楽しいはずがないですよね。

④客先に常駐することがある

エンジニアとして働く場合、働く場所は大きく2つに分かれます。

  • 自分の会社で働く
  • お客さんの会社で働く

そして、ほとんどの場合は「自分の会社で働く」方がホワイトな確率が高いです。

「お客さんの会社で働く」というのはどうしても労働条件が悪くなりがちで、精神的にも落ち着きません。

休みたい日があったとしても融通が利かないことも多く、伸び伸びと働くことは難しいのが現状です。

⑤体調が悪くなることが多い

長時間労働、休日出勤などが続くと、体調面にも支障が出てきます。

下請け企業で働いている人では、うつ病なども発症しやすくなっているのも現状です。

さらに怖いのが、零細企業になると病気になっても働かされたり、働けないとわかると簡単にクビにされたりもします。

自分のことを大切にしてくれない会社で、気持ちよく仕事ができるはずもありませんね。

ペンギンくん
ペンギンくん
自分の体調を最優先に仕事は選んでいきたいね。

「きつい職業」と勘違いされる理由

ここまで「仕事が発注される仕組み」と「下請け企業について」を見てきました。

ここでようやく本題ですが、システムエンジニアがきつい職業と勘違いされる理由は、「ネット上では三次請けや四次請けなどの下請け企業が主にピックアップされている」ためです。

例えば「某IT企業で個人情報が漏洩した」というニュースが流れてきたとき、「IT企業のセキュリティ管理はずさんなんだな」と考えてしまうのは早合点というものです。

セキュリティ管理が甘かったのはその時ニュースになった企業だけで、IT企業は一般企業よりも厳重なセキュリティ管理をしています。

このように、一部の情報だけで全体の判断をしてしまうのは間違いだということがわかるかと思います。

ペンギンくん
ペンギンくん
だけど大企業でも労働時間が問題になったりしてるよ?

確かにそのとおりで、安易に「大企業だったら何でもいいんだな」と考えてしまうのも大きな間違いです。

安易に企業を選んでしまうと「きつい職場」に当たる可能性が高いので、「どういった企業を選ぶべきか」について次から解説していきます。

企業を選ぶときのポイント6つ

実際のところ、二次請けまでの企業であれば「きつい労働を強いられる企業」を引く確率はグッと下がります。

「じゃあどういった企業を選べばいいの?」という疑問が残ると思うので、企業を選ぶときのポイントを6つにまとめました。

企業を選ぶときのポイント6つ
  1. 客先常駐の仕事ではないこと
  2. 離職率が低く平均年齢が若すぎないこと
  3. 社員数が50人以上いること
  4. 給料に見込み残業代が含まれていないこと
  5. 研修制度が充実していること
  6. 給料が高すぎないこと

①客先常駐の仕事ではないこと

客先常駐というのは、「お客さんの会社に出社して、お客さん先の社員のように働く」ことです。

客先常駐がビジネスモデルの会社は、ほぼ間違いなく下請け企業です。

こういったビジネスモデルを経て会社として成長し、ゆくゆくは一次請けや二次請け企業になろうとしている発展途上の会社です。

自分の会社に出社して仕事をするタイプの会社を選ぶようにしましょう。

②離職率が低く平均年齢が若すぎないこと

離職率が高いということは、人がたくさん辞めているということです。

会社として何も問題がないのに人がたくさん辞めるということは絶対にあり得ません。

労働時間が長かったり、給料が少なかったりと様々な問題を抱えている確率が非常に高いので、選ばないようにしましょう。

また、平均年齢が若い場合は会社を立ち上げたばかりだったり、ベンチャー企業であることがほとんどです。

こういった企業は即戦力が求められ、かつ残業代も出ないことが多いです。

平均年齢が20代などの企業は選ばないようにしましょう。

③社員数が50人以上いること

社員数が少ないと、自分が休んだときの代わりの人がいないということです。

そうなると休めませんし、仕事も自分で全部やらなければなりません。

だいたい50人くらいいれば問題ないかなと考えています。

④給料にみなし残業代が含まれていないこと

よくある表記として、「月々の給料にみなし残業代を20時間分つけている」というものがあります。

こういった表記がある会社は、やめておいたほうがいいでしょう。

みなし残業が20時間あるということは、毎月少なくても20時間の残業があるということです。

残業がほとんどない会社はわざわざ「みなし残業」なんてつけないですよね。

労働時間が長くなってしまう可能性が非常に高いので、こういった会社も避けるようにしましょう。

⑤研修制度が充実していること

研修制度がない会社は、人の重要さに気づいていない会社です。

つまり、「社員に対して投資をしない会社」なので、「社員は働いてくれればそれでいい」と考えている会社です。

どうせ働くなら、人を大切にしてくれる会社で働きたいですよね。

いろいろなことを教えてくれる環境が整った会社を選ぶようにしましょう。

⑥給料が高すぎないこと

「新卒初任給で月30万円」という会社をたまに見ますが、これはブラック企業の特徴です。

他に自社を推すメリットがないので、とりあえずお金で釣ろうとしている意図があります。

この⑥をやっている会社が一番危険かもしれません。

最初は高くてもずっと昇給しなかったり、ボーナスが格安だったりします。

給料が高すぎる会社は絶対にやめましょう。

働く環境できついかどうかが決まる

システムエンジニアが「きつい職業」と言われる理由と、きつい職業にならないための会社選びの方法について見てきました。

「この職業はどの人も忙しい」という職業もあるかもしれませんが、システムエンジニアはそうではありません。

入る会社によって「きついかどうか」が決まります。

これから就職をする人は、この記事を参考により良い会社選びをするようにしましょう。

いま下請け企業で長時間働いていて給料も少ない場合は、絶対に転職したほうがいいです。

なぜなら、「今は辛いけど、いつかきっと良くなるはず…」と考えていても、行動しないと現状は変わらないからです。

転職サイトでおすすめできるのは以下の3つですね。

エンジニア向けおすすめ転職サービス
  • レバテックキャリア
    良いエンジニアに転職したいなら必須。専門に特化しているため、高い給料が実現しやすい。
  • マイナビジョブ20’s
    20代ならこちら。「事前のカウンセリング」で、転職後のミスマッチを防いでくれる。大手なので安心。
  • DODA
    総合転職も検討するならこちら。面接対策・職務経歴書などの実践的なサポートが素晴らしい。

「必要になったら登録しておこう」と考えてしまった人は危険です。

「必要になるとき」というのは、体調が悪くなったりして転職サイトに登録している余裕なんてないんですよね。

いま3分くらい使って無料登録しておけば、いざというときに「準備しておいてよかった」となりますよ。

「この記事を読んですぐ登録したぞ!」という小さな一歩が、今後の人生を大きく左右することになります。

ホワイト企業に就職して、伸び伸びと仕事をする人生を手に入れましょう。