「うどんは食べるもの」と思っていましたが、掛ふとんの代わりになるうどんをネットで見つけました。
それが、睡眠用うどんです。
私もそう思っていたのですが、そのまさかです。
「ちょっと欲しいかも」と思い、買う前に口コミを調べてみました。
#睡眠用うどん 良い✨足首や膝の裏、腰などの布団とのわずかな隙間をうどんでカバーすると、すべての筋肉がリラックスした状態になり、全身ノンストレス状態になれます!
これは #介護 でも使えそうです✨寝たきりの方や、筋肉量が落ちている方のサポートに役立つと思います😊— 鈴木謁子 ホルン🇩🇪 (@etsukosuzukihr) December 29, 2019
うどんと一晩共にした感想
前提:あかさかは寝相は悪くないはず
・意外に悪くない
・枕アタッチメント使ったが首のホールド感すごい。これまでの枕が合わなかったのかもだけど安定感すごい
・昨晩は「仕事で疲れた」補正もあるかもなのでもうしばらく夜を共にしてみる— 赤坂かおる (@kaoru_akasaka) December 30, 2019
睡眠用うどん、だいたいわかった。
・寝相で布団はいじゃう人に効果的。枕併用でまず外れない。隙間は空く。
・抱き枕としてもいいと思う。好きに束ねて手足絡められる。
・やはり真価を発揮するのは夏か。
・仰向けで朝まで眠る人には冬はあまり意味なさそう。— ふみいち (@fumi1ts) January 2, 2020
なんとなく悪くなさそうな感じなので、さっそく購入しました。
迷ったら購入して、実際に試してみるのが一番ですね。
試してみた結果のグラフが以下になります。(※個人の感想です)
ここでは上記の説明はせず、これから詳しくレビュー記事を書いていこうと思います。
睡眠用うどんで実際に寝てみた結果

いま記事を書いているのが「1月3日」で真冬という時期のせいもありますが、結論から言うと「わりと寒かった」というのが本音です。
これから、さらに詳しく見ていきます。
注文してから届くまで
「届くまでの話はどうでもいいので、すぐ口コミを聞きたい!」という人は、こちらからジャンプすることができます。
公式サイトで注文
睡眠用うどん公式サイトにて、注文をしました。
本体(16,800円)+消費税(1,680円)+送料(1,400)=19,880円というのが、最終的に払う金額ですね。
なぜかクレジットカード払いができないため、代引きでの支払いが必要です。
荷物が到着する日には、現金を用意しておきましょう。
睡眠用うどん公式サイトより引用
公式サイトを見ると、1ヶ月に1度くらいしか発送をしていないようです。
予約をすると、メールが届きました。

販売当時(2019年8月)は「3ヶ月待ち」という人もいたそうで、すぐ届くのはかなりラッキーだったと思います。
注文も販売当時から比べると、だいぶ落ち着いて来ているのかもしれませんね。
発送時期のメールを受信
注文した次の日、発送時期についてメールが届きました。

私はたまたま「12月20日」に注文したところ、12月下旬発送のタイミングで滑り込むことができ、「12月29日」に届きました。
発送連絡
注文をしてから1週間後、実際に発送したとの連絡がありました。

睡眠用うどんの到着
かなり大きいダンボールで届きました。

開封後はこちら。

睡眠用うどんを広げてみたところ、思っていたよりも大きかったです。

重さも結構ずっしりとしていて、保温はしてくれそうな感じです。
しかし、思っていたよりも隙間があったので、「寒いのでは…??」という純粋な疑問が頭をよぎります。
睡眠用うどんで寝るメリット3つ
まずは、睡眠用うどんで寝るメリットを3つ紹介していきます。
①手足を自由にできる
「手足を自由にできる」というのが、睡眠用うどんの一番のメリットと言っても過言ではありません。
実際に寝てみた画像がこちらです。

隙間がたくさんあるので、手足は出し放題です。
- 寝ながらスマホをいじりたい
- 手足に熱がこもらないようにしたい
こういったときにも大活躍します。
「暖かい布団の中で、寝る前にスマホをいじる」ということを、ついついやってしまう人も多いのではないのでしょうか?
普通の掛け布団の場合は手を出すことができませんが、睡眠用うどんは違います。
一瞬で手を出すことができるのです。
このように感じる人もいるかも知れませんが、使ってみると「これいいな」と癖になりますよ。
あとは、寝ている時って手足に熱がこもって暑くなることが多いんですよね。
熱がこもることによって寝づらくなる、ということも多々あります。
睡眠用うどんの場合は常に手足が出っぱなしなので、熱がこもることはありません。
実際に寝てて「暑苦しいな」と感じることは少ないでしょう。
②バラバラにして洗えるため清潔
普通の掛けふとんを丸ごと洗うとなると大変です。
家庭で洗うことができない掛け布団も多く、クリーニング店に出さなければいけない場合もあります。
睡眠用うどんの場合は、うどんを細かく分けることができ、分けたうどんを洗濯機で洗うことが可能です。

寝ているときって意外と汗をかいているので、掛け布団の見た目はキレイでも、雑菌が繁殖して不潔な状態になっている、なんてことも。
洗いたいときに洗えるのは、清潔でいいですよね。
③モチモチしているため気持ちいい
睡眠用うどんは、普通の掛ふとんにはない「モチモチ感」があり、これがかなり気持ちいいです。
「抱きまくらと掛ふとんの中間」という表現が正しいかもしれません。
モチモチしているのでずっと抱きしめていたくなりますし、触っているとなんだかストレスがなくなっていく気がします。
このモチモチ感に包まれて寝ることで、確実に普通の掛ふとんよりもリラックスすることができます。
睡眠用うどんで寝るデメリット3つ
次に、睡眠用うどんで寝るデメリットを3つ紹介していきます。
①冬は間違いなく寒い
「熱がこもりにくい」というメリットの裏返しになりますが、「やっぱり寒いな」と感じました。
付属の説明書を見ると、睡眠用うどんの楽しみ方は以下のように書いてありました。

文字に起こすと以下のようになります。
- 掛けうどんとして
- 枕アタッチメントを装着してネックピローとして
- フットレストして
- 抱きまくらとして
- 付属のヴェールを掛けて
- お手持ちのふとんなどを掛けて
1〜4はいいのですが、問題は5と6です。
まず「付属のヴェール」を掛けてみたのですが、スカスカなので風通し抜群でした。
薄さでいうと、カーテンの内側につけるレースくらいです。
これはほんとに気持ち程度のもので、夏場など暑い時にかけるくらいの保温感でした。
そこで、自分で持っていた毛布を掛けてみたところ、「少し暖かいな」というところまで来たので、実際に夜に使ってみましたが…
やはり寒いですね。
結局、夜中に睡眠用うどんを横によけて、もともと使っていた掛ふとんを掛けて寝直しました。
真冬に睡眠用うどんで寝ることはおすすめできないです。
②うどんの密集度で暖かさが決まる
隙間がたくさん空いていると寒いのですが、一本一本を集中させてまとめると暖かいです。
睡眠用うどん自体の保温力は高いと思います。
ですが、どうしても隙間が出来てしまうんですよね。
うどんの密集度が少ないところが冷えるため、暖かいところと冷えるところができてしまうことがデメリットだなと感じました。
③寝返りがうちにくい
モチモチなうどんが手足に絡むのはいいのですが、寝返りを打とうとすると、背中が丸出しになります。
抱きまくら感覚で睡眠用うどんを抱いているので、寝返りを打つとうどんが掛かっていない背中が出てきて冷えてしまいます。
その上、手足に絡んでいるので寝返りがうちにくいところも「うーん」という点でした。
私が考えるベストな使い方3つ
ここまで、睡眠用うどんのメリットとデメリットを書いてきました。
ここからは、私が考える「睡眠用うどんのベストな使い方」を3つ紹介していきます。
①掛けうどんではなく敷うどんにする
もともとは「掛うどん」という使い方がメインですが、「敷うどん」として使うとよいです。
こうすることで「寒い」というデメリットもなくなりますし、モチモチしているので気持ちいい感触は残したまま眠ることができます。
うどんの何本かは手足に絡めてもいいですね。
②寝る時以外のリラックスタイムに使う
掛けふとんとして使うのではなく、リラックスしたい時やゆっくり過ごしたいときに使うとよいです。
例えば、以下の通り。
- ゆっくり映画を見る
- ゆっくり本を読む
- ダラダラとネットサーフィンをする
こういったときは「ソファに座る」「ベッドで横になる」という人がほとんどですよね。
ここに睡眠用うどんを加えてあげることで、よりリラックスしながらお家でゆっくり過ごすことができます。
モチモチのうどんがどこにでも絡んでくるので、自分の楽な姿勢を保ちやすいのも特徴の一つです。
ソファはずっと座っていると腰が痛くなったりしますが、睡眠用うどんは長時間絡ませても疲れないのが嬉しいですね。
③春か秋のちょうどいい気温のときに使う
睡眠用うどんを掛ふとんとして使う場合、はだけてしまったときに寒くなってしまいます。
なので、はだけても寒くない季節に使うのがいいでしょう。
一本一本をかき集めて寝れば、意外と保温性があり暖かいので、春や秋でも十分いけるはずです。
少し寒い場合は、薄手のタオルケットを1枚掛けてあげるだけでも全然違うので、ぜひお試しください。
夏は睡眠用うどんだけでいいかもしれません。
睡眠用うどんはこんな人におすすめ

睡眠用うどんのメリットとデメリット、私なりの使い方について紹介してきました。
最後にまとめると、睡眠用うどんは以下のような人におすすめです。
- あまり寒さが気にならない人
- より家でリラックスしたい人
- 好きなだけモチモチしたい人
あまりぐっすり眠れないという人は、寝る1時間前に「緑茶」を飲むことをおすすめします。
緑茶に入っている「テアニン」という物質が、より睡眠の質をアップさせてくれる効果があるんですよね。(参考:寝つきが悪い方 必見!「緑茶」の淹れ方を変えるだけで良質な睡眠ができる?!)
最近はテアニン高配合の休息サプリ「楽睡」のように、より簡単で効率的にテアニンを摂取できるサプリも出てきているので、試してみるのもアリだと思います。
普通の緑茶だと少しカフェインが含まれていますが、楽睡だとカフェイン0なのも嬉しいですね。
話がそれましたが、もし睡眠用うどんに興味が出てきたら、みなさんもぜひ使ってみてください。