仕事が暇な場合は勉強時間も十分に取れると思いますが、「仕事が忙しくてどうしても勉強時間が取れない」という人も多いのではないでしょうか?
忙しい毎日の中でなんとか勉強時間が確保できたらいいなと思いますよね。
本記事では、社会人でも勉強をする時間を確保する3つの方法について紹介していきます。
私は仕事をしながら「3年半」という期間で以下の資格をすべて取得したので、忙しい社会人でも勉強時間を確保できることを断言します。
- 基本情報技術者[合格率:約25%]
- 応用情報技術者[合格率:約20%]
- 情報処理安全確保支援士[合格率:約15%]
- データベーススペシャリスト[合格率:約15%]
- 日商簿記2級[合格率:約25%]
- TOEIC 715
では、早速見ていきましょう。
目次
社会人が勉強時間を確保する3つの方法

社会人が勉強時間を確保する方法は3つあります。
- 隙間時間を徹底的に活用する
- 必ず勉強するタイミングを決めておく
- 休日を勉強時間にあてる
今回は「資格勉強をする」というシーンを想定して、ひとつずつ見ていきます。
社会人が勉強時間を確保する方法①:隙間時間を徹底的に活用する
隙間時間というのは、移動中などの手持ち無沙汰になる時間のことをいいます。
「隙間時間」を甘く見ている人が非常に多いのですが、隙間時間は勉強時間を確保する上でものすごく重要です。
隙間時間を活用しない限りは受かるものも受かりませんし、隙間時間をどう使っているかが資格の合否を決めると言っても過言ではありません。
甘いです。甘すぎです。練乳のかかったイチゴくらい甘すぎです。
隙間時間は「乗り物に乗っているとき」「何かを待っているとき」など、あらゆる場面で発生しています。
例えば通勤時間に往復で1時間かけていて、そのうち30分を勉強時間にあてることが出来たとしましょう。
平日を20日間だとすると、「30分 ✕ 20日間 = 10時間」になります。
なんと、隙間時間を活用するだけで「1ヶ月10時間」の勉強時間を確保できるんですね。
忙しい社会人は、この僅かな時間を無駄にしてはいけません。
さらに詳しくみていきましょう。
隙間時間の具体的な活用方法
電車、バス、タクシー、飛行機、新幹線、筋斗雲・・・
私たちの生活ではほぼ毎日「何かに乗って移動」をしていると思います。
では、皆さんは移動中に何をしていますか?
そう聞くと、「スマホをいじっている」と答える人が大半でしょう。
電車の中で周りを見ても、スマホをいじっていない人の方が珍しいくらいです。
ここにチャンスがあります。
他の人が勉強していないときに自分が勉強することで、他の人に差をつけることができるのです。
逆にいうと、他の人と同じことをしていても、残念ながら他の人以上に成長することはできません。
ドラゴンボールで例えると、精神と時の部屋にこもって特訓をしていたり、何倍もの重力の部屋で練習することにより、他の人と「差」をつけているわけです。
隙間時間に適した勉強、適さない勉強を以下にまとめました。
- 問題集と参考書を広げて勉強しようとする
- 紙に書かなければ解けない問題を解こうとする
- 分厚い参考書を持ち歩く
- 頭の中で解答できるような問題を解く
- 文庫本やノートくらいのサイズで軽いものを持ち運ぶ
- アウトプットよりもインプットに注力する
隙間時間の勉強に適しているのは、以下のような内容です。
- 1問1答で頭の中で答えられる問題を解く
- 用語の意味を覚える
- 選択肢形式の問題
- 自分でまとめたノートを見返す
こういった勉強をしようとすれば、必然的に「悪い例」にはならないと思います。
ただ、飛行機や新幹線など長時間移動になる場合は、インプットだけでなくアウトプットをしてしまっても構いません。
テーブル付きの座席が多いので、参考書もしっかりと広げることができます。
社会人が勉強時間を確保する方法②:必ず勉強をするタイミングを決めておく
- 寝る前には歯を磨く
- 毎朝出かける前にゴミ出しをする
毎日決まったタイミングでやることってありますよね。
それと同じように、勉強するタイミングも決めておくと始めやすいです。
おすすめなのは以下3つのタイミングです。
- 朝少しだけ早く起きて参考書を読む
- 昼休みにご飯を食べたあと、参考書を読む
- 寝る前に参考書を読んでから寝る
すべて取り入れると疲れてしまうので、どれか一つだけで構いません。
もちろん30分や1時間という時間が取れるのが理想ですが、始めから無理をしても長く続きません。初めは「5分」だけやってみましょう。
5分の力を軽く見てはいけません。
仮に1ヶ月間毎日5分だけ勉強した場合、「5分×30日=150分=2時間半」となります。
たった5分勉強を続けただけで、他の人よりも1ヶ月で2時間半の勉強時間の差をつけることができるという大きな力を持っています。
1日で2時間半勉強しようと思ってもなかなかできないですよね。
これが1日5分の力です。「継続は力なり」ですね。
先ほど紹介した通勤時間の隙間時間も活用すると、プラス10時間の勉強時間を確保できます。
また、自分の決めたタイミングで、自分の決めた時間や量を終わらせることができると「今日もやったぞ!」という自信につながります。
自信がつくと「明日も続けよう」という気持ちにもなり、一石二鳥です。
まずは「寝る前に必ず5分だけ勉強する」といった簡単な目標から始めてみましょう。
社会人が勉強時間を確保する方法③:休日を勉強時間にあてる
社会人がまとめて勉強時間を確保できるのは、休日しかありません。
隙間時間での勉強は、記述式の問題を解いたり過去問を通して解いたりするのには向いていません。
こういった勉強はどうしても机に座って勉強する必要がありますので、休日にまとめてやってしまいましょう。
カフェや図書館に行きましょう。
お出かけしながら勉強もできて素晴らしいですね。
コーヒーなんかも合わせて飲むとカフェイン効果で集中力が倍増します。
「遊びを断ってまで勉強しろ」とは微塵も思っていません。
リフレッシュできないと勉強のモチベーションも続きませんし、ストレスを発散することで集中力も回復します。
ただ、午後から出かけるなら午前中は空いていますよね。
こんなときは、午前中にその日に勉強する予定の内容をすべて終わらせてしまいましょう。
予定があろうとなかろうと、休日は必ずまとまった時間を確保して記述式の問題や過去問を解くことが大切です。
まとめ

社会人が勉強時間を確保する方法を読んで、「なるほど、ためになった!」だけで終わらせてはいけません。
行動しない情報収集はただの暇つぶしです。
本記事で紹介した「社会人が勉強時間を確保する方法3つ」のうち何か1つでも今日から実践してみてください。
- 隙間時間を徹底的に活用する
- 必ず勉強するタイミングを決めておく
- 休日を勉強時間にあてる
「社会人で勉強する時間はあるけど勉強が続かない・・・」という方は以下の記事を参考にしてみてください。
