- 会社の飲み会が嫌い
- 誘いを断れずつい参加してしまう
- 飲み会中は無駄な時間を過ごしたと感じる
こういった人向けの記事です。
「今日も飲み会か」と憂鬱になり、飲み会中はあまり楽しめず、2次会まで連れ回される・・・
こんな経験はありませんか?
飲み会に参加すると時間だけでなくお金もかかるので、参加したいときだけ参加できればいいなと思いますよね。
本記事では、飲み会に誘われたときの断り方と、飲み会中の振る舞い方について解説しています。
私は社会人歴6年で数多くの飲み会に誘われてきたので、ノウハウは溜まっていると思います。
では、早速見ていきましょう。
なぜ会社の飲み会が苦手と感じるのか

そもそもなぜ会社の飲み会が苦手と感じるのでしょうか。
以下のような理由があると考えています。
- 生産性のない話が多い
- 周りに気を遣わなければいけない
- 自分の時間がなくなる
ひとつずつ深掘りしていきましょう。
生産性のない話が多い
会社の飲み会の特徴として、「その場にいない人の悪口や愚痴」で盛り上がるのが一般的です。
こんな感じで2時間が過ぎていきます。
本当に生産性がない話ですね。
「上司のAさんは本当に口だけだよね!」「うちの会社だめなの、わかる!」と始めのうちは共感していても、だんだんと疲れてきます。
ですが、自分では「いろいろと話を合わせた」と思っていても、後日「〇〇さんも一緒になって上司Aさんの悪口を言っていた」と共犯扱いにされることもあります。
「いやいや、話に共感しただけだよ」と言っても時すでに遅し・・・
人の悪口や会社の愚痴を聞くだけでも疲れるのに、共感しただけで共犯扱いされるのは、たまったものではありませんよね。
このような話ばかりだと、飲み会も行きたくなくなります。
周りに気を遣わなければいけない
飲み会は上司や周りの人に気を遣わなければならない場です。
- 他の人のグラスが空いたら注いだり、次の注文を聞く
- とりあえず話に共感、愛想笑い
- 「飲み会を楽しんでます感」を目一杯出す
参加している側としても、お金と時間を使っているので出来れば楽しんで帰りたいと思い、「楽しんでます感」を出す人も多いのではないでしょうか。
それだけならまだいいですが、一番疲れるのは「上司のご機嫌取り」ですよね。
「次は何を飲みますか?」「その話、すごいですね!」と積極的に話さなければなりません。
こちらがいい反応をしていると、上司も「お、君わかってるね!」とますます上機嫌になり、話が止まらなくなってしまいます。
周りに気を遣わなければいけないのは本当に疲れます。
自分の時間とお金がなくなる
1次会が21時頃終わって帰ろうとしたとき、上司に「2次会いくよな?」と声をかけられ、断れずそのまま2次会に行き、帰りは23時過ぎに・・・なんてシーンはよくあります。
せっかく定時で退社しても、飲み会に連れ回されていたら自分の時間とお金がなくなります。
週1回の飲み会で4000円かかるとして、1ヶ月で16000円です。
1次会だけでもこの金額なので、2次会3次会と行っている人はさらにお金がかかっている計算になります。
しかも、遅くまで飲んだ次の日はこんな感じです。
- 朝起きて寝不足
- 仕事中もあまり集中できない
- 集中できないため定時に仕事が終わらない
- 残業で帰るのが遅くなる
次の日の仕事にまで影響するのは本当にしんどいです。
自分の時間とお金は大切にしたいですね。
今日から使える飲み会のテクニック

実際にどのように行動したらいいのかについて、ポイントをまとめてみました。
- 事前に飲み会を断る
- 平日の夜に用事を入れる
- 仕事が忙しいアピールをする
- 遅れて参加する
- 途中で帰る
- 話題を切り替える
様々なテクニックがあるので、ひとつずつ深掘りしていきましょう。
事前に飲み会を断る
一番いいのは「事前に飲み会を断る」ということです。
こう言う人もいると思うので、断るテクニックをまとめました。
- 次の日が朝早いことを強調する(次の日が休みの場合)
- 今日は用事があると伝える(用事がなくても)
- お金がないので節約中であると伝える
土日休みの人だと次の日が休みになるので、飲み会はだいたい金曜日に開催されますよね。
そこで、「明日早起きしなければならない」ことを強調します。
このように伝えれば、まず間違いなく飲み会を断ることができます。
万が一「用事って何があるの?」と聞いてきた人がいたら、「内緒です」「ちょっと友達とお出かけします」のように流しておきましょう。
また、「お金がない」という理由も強力です。
さすがにお金がないのに飲み会には誘いづらいですし、「おごるから来てよ!」なんて太っ腹な人もそうそういません。
理由が本当かどうかは置いておいて、「今日の飲み会は行きたくないな」と感じたら理由をつけて断るようにしましょう。
平日の夜に用事を入れる
「毎回嘘をついて飲み会を欠席するのは大変」という場合は、実際に平日の夜に用事を入れるようにしましょう。
例えば以下のような用事がいいですね。
- 資格や習い事などの学校に通う
- 資格勉強を家でする
- 趣味で社外の人と会う約束をする
勉強を頑張っている人を邪魔する人はいません。
もし「え?勉強とか頑張ってるんだww」という人が会社にいたとすれば、その人とは永遠に仲良くする必要はありません。
全員が残念な雰囲気の場合は、早く転職して雰囲気のいい会社で働くことをおすすめします。
足の引っ張り合いしか出来ない関係を続けていても仕方ありません。
また、趣味があるのであれば平日の夜に趣味を楽しむのもアリです。
どうせお金を使うならリフレッシュできることに使うのがいいですよね。
こんな感じで、平日の夜に予定を入れると断りやすくなります。
仕事が忙しいアピールをする
上司は仕事を頑張る人が好きです。
「今日までに終わらせなければいけない仕事があって・・・」と言えば、「おお、頑張れよ」と言われて飲み会を欠席できます。
本当に残業をたくさんする必要はなくて、周りの人が飲み会に行って少し時間が経ったら退社して問題ありません。
「昨日は遅くまで仕事だったの?」と聞かれても、「思ったより早く終わりました!」と満面の笑顔で答えておきましょう。
遅れて参加する
飲み会の乾杯に間に合うように参加しなければいけない決まりはありません。
「仕事が忙しいアピールをする」で紹介したテクニックでは、実際に残業はせずに帰るというものでした。
「遅れて参加する」テクニックでは、以下のような流れになります。
- 飲み会直前で「まだ仕事があるので少し遅れて参加します」と伝える
- 明日以降やるべき仕事を前倒しで1時間くらい作業をする
- 飲み会に遅れて参加する
このテクニックのメリットは3つあります。
- 次の日の仕事が楽になるだけでなく、頑張っている人という印象を残せる
- 1時間遅れることで、払うお金も少なくなる可能性が高い
- 「飲み会に参加した」という実績が残る
「2時間の飲み会のうち、1時間だけ参加する」というテクニックは結構メリットが大きいと感じていて、おすすめです。
途中で帰る
「遅れて参加する」テクニックでは、「後半1時間だけ参加する」ものでした。
「途中で帰る」テクニックでは、「前半1時間だけ参加する」というものです。
「遅れて参加する」テクニックと同様に、飲み会に参加した実績が残るので、印象もよく有効なテクニックです。
帰る理由としては、「別の飲み会とバッティングしているので、1時間だけ参加して別の飲み会の方に行きます」というのが一番いいです。
もちろん、別の飲み会は架空のもので問題ありません。
そのまま帰宅してしまいましょう。
話題を切り替える
嘘がすぐ顔に出てしまう人は、あまりこれまでの方法は有効ではないかもしれません。
どうしても参加しなければいけない飲み会や、ついつい毎回飲み会に参加してしまう人は、「愚痴や悪口ではない話題に切り替える」ことを試してみてください。
人は「自分が好きなこと」について聞かれると、すごく楽しそうに話すものです。
例えば、以下のような話題です。
- 家族好きな人 → 「最近お子さんは元気ですか?」と家族のことを聞く
- 趣味がゴルフの人 → 「最近ゴルフに行っているんですか?」とゴルフのことを聞く
このように、相手が好きなことについて質問をすることで、「仕事の愚痴や他人の悪口」という話題ではなく、もう少し面白い話題に変えることができます。
聞くときのポイントは、「ところで」を最初に言うことです。
- 「ところで、お子さんは元気ですか?」
- 「ところで、最近はゴルフに行っているんですか?」
また、「そういえば」を使って以前聞いた話を掘り返すのも有効です。
- 「そういえば、先週家族とお出かけしたんですよね?」
- 「そういえば、〇〇さんはゴルフ好きでしたよね?」
「ところで」「そういえば」のテクニックを使って、自分から話題を切り替えるということを試してみてください。
まとめ

飲み会を断ったり、飲み会に参加したときのテクニックを見てきました。
「すべての飲み会を必ず断る」というのは会社勤めをしている以上、少し働きにくくなってしまいます。
会社の人とは仲良くしておいたほうが、融通も利きやすくなったり、職場の雰囲気も良く働きやすくなります。
なので、飲み会が嫌いな人も「3回に1回」は飲み会に参加するようにしましょう。
残りの2回は今回紹介したテクニックを使用して、断ったり遅れて参加することを試してみてください。
社内の人間関係は維持しつつ、自分の時間をしっかりと確保できるといいですね。